起業の入口 Ⅱ

 前回、起業の入口で幾つかの提案で、将来スキルを学び実践することをお勧めしました。

ビジネスとしてお客様へ提供する商品サービスは、工学的・理学的に論理建てられたテクノロジーが必ず存在しています。ことわり(理)を疎かにしていては、課題解きは難しいのですから、アイデアやテクノロジーやプロセスといった商材の説明を相談の度にお聞きする機会があります。 

 

 2軸思考の記述で紹介したように、理と情は切っても切り離せない関係を持っています。起業を志す人に最初の質問として、「あなたの起業に関する情熱はどこから来ていますか」とか「やり続けるという決意はどこから来ていますか」といった問い掛けがあります。

 

 ビジネスの金銭的仕組みより、このやる気のプロセスを明確に持っていることの方が重要だと考えています。お金が無くなった時、テクノロジーに過不足が生じた時、それらと同時に経営目的を必ず達成させようとする情熱がなくなった時、終焉を迎えてしまいます。

 

 そのような局面に晒されたとき、もっとも最初に奮い立たせなければいけないコトに、経営理念を達成させよとする、情熱の再組立てが極めて大切な要因となります。この辺りの経営資源について、起業を考えている人の拘りなど含めてしつこく問い掛けをしています。

 

 情・理の組み合わせがバランスしているコトが、アドバイスの中心的内実でもあります。

「しあわせに気をつけていますか」と最近の講演では、この言葉が多くなっています。

 

NAOS研究所 

「経営革新、創めるを始める」でお馴染みの会いに行ける経営アドバイザー

日野市多摩平の森産業連携センターPlanTで、価値創出連携コーディネーター週末活動中

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