起業の入口として幾つかの提案をしました。
然し、このブログを読んでおられる多くの人は、現在は勤めているのではないでしょうか。そうした環境下でも確実に自分投資をしておく必要があります。起業の入口に立つと思ったときに極めて重要な要素に、当人の「ケイパビリティ」という思考回路を保持していることが大切になってきます。これは才能や素質あるいは考えるという態度だけを評価するものではありません。グループや組織において問題を発見し、課題解決まで辿り着くための思考回路と実践力にあります。
将来スキルを、今の職場で学び実践する、自己投資をお勧めします。
この思考は、就活を控えている学生の皆さんにも一読しヒントを提供できるのではないかと思います。勿論、自分で起業し銀行や税務などの専門職の方とチームを組むときも必要なものだとみています。
勤めておられる人の多くの報酬基準は、何らかの時間関数です。しかも下限平均値に近い値で計測されることが多いのも事実です。そして生成される成果はそのコストを上回っていることが常態です。これに気づいたならば、生成価値を使って自己投資を積極化しなければケイパビリティが高いとか有るとか言えません。
時間関数の報酬と自己投資して獲得した能力価値との積和が正味の働いて得た報酬です。
もし、職場への不満が、時間報酬だとすると何処へ行っても満足する状態にはならないでしょう。 後段の自己投資の部位は、自分が行動を起こさなければ何も獲得できません。また自己投資に使う時間を見い出す工夫も必要です。例えば、生産性の悪い作業をサボるとか、得意なトコロで効率化して余剰になった時間を使い切るとか、制度的に可能な啓発の時間をキッチリと使うとか、コツコツと自分で熱中して継続してやる必要があります。
この自分投資のチカラは、起業する際の不可欠能力です。是非投資を続けてください。
NAOS研究所
「経営革新、創めるを始める」でお馴染みの会いに行ける経営アドバイザー
日野市多摩平の森産業連携センターPlanTで、価値創出連携コーディネーター週末活動中
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