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ジョブ型の起業

 コロナ渦のもと仕事の形態が、リモートワーク実施やジョブ型になっている実態を見てきました。コーディネータとして詰めている地元のイノベーションセンターでも、多くの方がリモートワークで仕事に励んでいらっしゃいます。この風景からみて、表題のように一人で仕事ができているならば、何れは個人事業としてやっていけるという事実を示しています。

 

 企業に勤めている専門職の方にとって、担務のサービスは他の企業にとっても必要ならば当然のコトのように請け負うことができるとも考えられます。逆説的に教育や人事サービスあるいは会計処理など汎用化された専門職であれば、いずれ蓄積型の高度な動画アプリなどのソフト処理化できることを示しています。

 

 気づかれたように、これは極めて重大な要因を突き付けています。

 

 逆説的でもっと深耕するならば、リモートワークが解かれる職種の方々は、ジョブ・ディスクリプションが設定できる専門職といったようには独立性が乏しく、一連のプロセスと連帯したワークであると言えるのではないでしょうか。

 

 元に戻りますと、ジョブ定義ができる人は専門職として起業できるといった内実を持っています。たとえ企業に属していても自分の専門スキルを外販できるのだと思います。事実多くの企業の人事サービスや経理部門など、企業見てきた部門でも大部分がアウトソースできるようになりました。つまり企業人にとってお仕着せのスキルトレーニングが消滅した代わりに、自ら学び実践する土壌が出現していると思いますが如何でしょう。

 

 詳しくは別建ての記事に委ねますが、こうした下地がコロナ渦で湧き出ていますがすぐにお客様が見つかるといったコトではありません。皆さんが提供しようとしてる専門スキルは実は、世界に一つあれば良いのではないでしょうか。会計処理も法律相談もフィードバック事例が豊富にそろえばAI処理で済ませられるのです。世の中が人口減で人手が足りないと言っていたハズですが、いまは明らかに人余りになっているのです。先ほど書いたプロセスワークをする人の需要が、実は激減しているコトに注目して置かなければいけません。

 

 

 

NAOS研究所 

「経営革新、創めるを始める」でお馴染みの会いに行ける経営アドバイザー

日野市多摩平の森産業連携センターPlanTで、価値創出連携コーディネーター週末活動中

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