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DXが進まない

 アフターコロナを想定するニュースに、デジタルトランスメーション(DX)が進まないという記事が増えています。ワクチンが出現すると全員出勤や会食会合が復活するというモノです。ビジネスシーンで盛んに話し合われているだろう”PDCAサイクル”が回らないのです。

 

 そもそも多くのビジネスが、モデル化されずに暗黙スキルの集合体として組織運営している実態から抜け出せないでいるという査証でもあります。冒頭で取り上げたPDCAサイクルは、仮説というインプットがあって、事業の生成プロセスにフィードバック制御を掛けるコトを指していますが、経営手段として上手く行っているケースは少ないとみています。

 

 取り入れた筈のデジタルトランスフォーメーションが機能していないという事態が出現しているからこそ、ワクチン後は元の木阿弥に成ってしまうというニュースに成っています。

 

 9割が元に戻るという報道があります。つまり日本のビジネスにはいまだKKD理論から抜け出せていないといっています。科学的アプローチとしてのデジタルプロセスを取り入れていないという事実があり、初歩の初歩としてモノコトを実は数えていないというコトです。出来事のファクトが指標化や数値化が全くできていないという事態であるともいえます。

 

 

 昨日から今日に掛けて、あなたが成長したコトを数値として示してください。

 

 これができない人は、ジョブ型人事の組織では評価のできない凡人扱いになりますので、頑張った努力したというブラックな給与体系で生きるしかないという結論になります。自分らしくとか生き生きとといった表現を使っていたとしても、実態として計測できない対象だとすれば、遠からず行方知らずになるコトはほぼ確実だともいえます。

 

 全員出社だと言っている組織では、リモートワークとの差異を明らかにすることもなく、今まで通りというトコロに帰結してしまうのですから、ニューノーマルに進展したビジネスフィールドを理解した組織と比すると、明らかに違ったステージに立っているという事態に成っていると考えています。

 

 DXを標榜する前段階として、ビジネスを科学的アプローチを手段としているコトが必要になってくると視ています。ロジカルシンキングという思考サファリを体験してみませんか。

 

 

過去の記事

*決まらないテレワーク  *DX  *KAKUSHINメソッド  *DX(2)

 

 

NAOS研究所 

「経営革新、創めるを始める」でお馴染みの会いに行ける経営アドバイザー

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