幾週も続けて新規感染症の数値発表があり、同時に危機的だと関係者から叫び声が上がっています。しかし街には年末の人出が溢れかえっている状態です。多くの人の口から発した飛沫が充満している空間があるという暗黙の感染場所や状態は、実は多くの知識人が共通認識していると思えるが、ニュースでは見事なくらい具体的なコトを言ってはいません。
予防策としてのワクチン、その後の集団免疫まで持っていけば、感染の拡大は防げるという期待。インフルのタミフル治療薬といった発表は未だ有りませんので、防御しなければいけないコトには変わりがありません。
暗黙知という表題ですが、近頃の感染症の話をしてしまいました。
経営の現場組織で、この暗黙知が幅を利かせているフィールドがあります。良き面が説かれるケースが多いのですが、合理化された再生産の現場では変革を阻害する最大の要因です。
なぜ暗黙知というカタチになっているかといえば、構造化されていないKKD理論が横たわっているという実証でもあります。かの有名な生産システムでムリムダムラの排除が大きな成果を上げているニュースが伝わってきますが、なぜ毎年数兆円ものムリムダムラが取り除けるのか不思議な話です。逆説的にいえば、後工程の生産現場ではなく、前工程の開発現場で取り除けないのでしょうか、不思議です。
自動運転や電気自動車の主流はソフトウエアーですが、それすら後工程で改善するコトを期待しているのでしょうか。ドリームタウンを造ってそうした車を走らせて実証実験をするとニュースにも成っています。明らかに後ダレを肯定したシステムです。想像するに価値の所在が何処にあるのか解らなくなっているのではないかと心配しています。
※KKD理論 勘と経験と度胸の頭文字をとった造語です。
NAOS研究所
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