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頭と手と心

  「2軸思考のすすめ」で頭の体操と体の体操について書いたことがありますが、競争として秀でる人になるという仮説を立てていましたので、その源泉となっている知力と体力といったスキルが大切だと書いたと記憶しています。

 

 今日の表題にかいた「頭と手と心」という能力分析を書き留めてみたいと思います。

知識と教養といえるモノが「頭」とすると、手や体を動かして創造する「手」の能力があります。三番目の「心」は頭と手を見えざる導線によって機能させるモノだと考えています。

 

 デジタルトランスフォーメーションDXで持てはやされている能力は、頭が優位であるかのように扱われています。世の中が、ビットの集合であると想定した結果、処理できる世界観だけが構成要素になって全体を覆っているかのような錯覚に落ちています。

 

 心のチカラや手のチカラに比して頭のチカラに評価が集中しているように感じています。社会が経済合理性のルールで回っている現状下では、心や手のチカラが価値を生み出していないように扱われています。逆説的にはムリムダムラが完全排除された程には経済合理化が完成していないともいえます。

 

 完全デジタルで経済活動が完結に近づいてきたとき、未だ解明されていない非デジタルの世界である、手や心のチカラが盛り返してくるのだと信じています。このチカラの拮抗は、どんどん進行していくコトは確実です。

 

 近未来の競争の様子は、今まで取り残されてきた不可思議な世界を「頭」に取り込むことが勝者になる条件では無いでしょうか。まだまだ迷走しています、今後に展ばしたい。

 

 

 

NAOS研究所 

「経営革新、創めるを始める」でお馴染みの会いに行ける経営アドバイザー

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