経営の全体最適、経営の定点観測に続き経営サイクルといった記事を書いてきました。最後に課題解きの話が出てきたので、更に話を進めてみたいと思います。
日常活動をしている中で、「課題」をどのように見い出し「解決」の方策を考え出していますか。問題の発見が ”思い付き” ”ひらめき” ”偶然" に支配されていませんか。また解決の行動結果に対して "こんなもんだろう" "元どおりだ" などの評価を下していませんか。
問題を見つけ出す科学的なアプローチを採用するコトをお勧めしています。
組織人材に適応できるプロセスを組み立てませんか。問題発見は身の回りで起こる事象に対する、気づきによるギャップ発見です。日常にある最も身近なギャップは、実は仕事の仲間がカギを握っていますし、解決策も仲間から引き出せると信じています。
重要なコトは一つの物事に対すして人それぞれ見え方が違っているというコトです。そこには「考え方の組み立て」が違っていますし、それを「評価する指標」も違っています。またその指標値の大小によって判断ポイントも変わっています。こうした思考のギャップは、組織にとって大きな知的財産です。これを活用しているのかどうかで経営が見えてきます。
良き組織を見るとき報連相が重要だといいます。ここでの真のポイントは、最初の気づきが情報に最も近い思考人にピンと湧き起こらなければ、次の行動は起きないと思います。
アプローチの方法を定め組織的なトレーニングを重ねるコトを大切にしていただきたい。
それは何か、それは本質を突いているのか、… 問い掛けをルーティン化する。
問題を発見し、課題を抽出し、方策を考え、経営資源を動かす、そして結果を評価する。
経営者の思考リーチが、問題の発生する現場の情報源まで届いていることが大切です。
NAOS研究所
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