5Gがやって来る。
セミナー聴講のチャンスがあって講師の方のインパクトワードに「５Gの世界」という話しが出てきました。動画像などリッチデータが情報交換されるすごい世界がやって来るというモノですが、YouTube動画がTV-CMなどのプレゼン動画のような世界はまだ時間が掛かりそうです。
コトの本質は28GHzバンドのミリ波が使えるかどうかに掛かっています。
この周波数帯を搭載しているスマートフォン商品は未だ登場してきていないようです。5Gのコンセプトである「高速大容量」「高品質・低遅延」「多数同時接続」が実現するためには多くの周波数資源が必要なコトは明らかです。
大容量の無線エリアを出現させるためには、通信バックボーンに非常に巨大で強固なセキュリティを持った光ネットワークが出来上がるコトを意味しています。更には情報スイッチやデータバンクなどストレージ需要も非常に巨大なものになってきます。つまり情報ネットワークが消費する電力需要は、常時ギガワットを供給していることに成ります。
おおよそ地球には優しくないのです。そしてその５Gが盛んに使われるのがEVや自動運転などのモビリティの世界でもあります。ここでも全てのクルマが電気自動車になって消費するエネルギーは情報ネットワークを遥かに凌ぐ電力供給が必要になっているハズです。
５Gから６Gへの進展は、明らかに世界再創造といった、知力や情報の発展に留まらず、産業構造がまったく新しく再生される ものつくり革新 が起こるのだと信じています。
モビリティタウンで乗っているクルマは、もはやゴムタイヤなど無く、空間移動するモノになっているのではないでしょうか。これは本当に楽しみですね。
NAOS研究所
「経営革新、創めるを始める」でお馴染みの会いに行ける経営アドバイザー
日野市多摩平の森産業連携センターPlanTで、価値創出連携コーディネーター週末活動中
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