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遠くまで行こうとする強い意志

 遠くまで行こうとする強い意志

このことを書いてみたいと思います。

 

 稼ぐ、儲ける、といったキーワードで起業を語っておられる相談者と相対すると、そこはゴールではなくかなり手前にある塚のようなものですヨ、と語り掛けています。キーワードが示している行為の評価指標は金額ですので、次の問い掛けとして、幾ら稼げばゴールと考えていますか。

 

 三十五億円が掛かっているビジネスリスクで、急性椎間板ヘルニアという猛烈な痛みを伴ったストレス病に罹ったことがあります。これより大きな金額は記号になるといわれて、慰めに成らない言葉を聞いたことがありますが、平凡な個人ではこの辺りがお金の量的分岐点ではないでしょうか。(個人の感想です)

 

 事業を起こし稼ぐとか、健康になるとか、が本質的に求めているゴールイメージは、目標の達成感の更に先に踏み入っていく、善良な幸せ感ではないでしょうか。

 

 こうしたゴール設定は、日帰り工程では決して辿り着けない、遠くまで行こうとするマインドが、実は極めて大切な意志なんだと私は信じています。遠くまで行くという行為には、知らいない未踏域に足を踏み入れるというコトであり、ゴールを強く信じていなければ、とうてい辿る着くことはできないものです。

 

 人は本質的に、合理的な判断をする。

そうした情理を携え、遠くまで行こうとする強い思いを持ち続けていたい。

 

 

 幸せに気を付けていますか。