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夢見る人と手掛ける人

 このブログでは「学びと実践」がテーマに成っていますが、タイトルのような出会いが少しばかりあり、大変気になっています。学びのところで立ち止まる人と、学んだことを実践しようとする人の違いとは何だろうという訳です。

 

 脳科学をやられている樺沢紫苑さんの記事を見て、疑問に思っていたことの紐解きができたのかなと思います。それは脳科学的な見地から幸福について考えるもので、3つの幸福があるそうです。

  1. セロトニン的な幸福  安らぎ、癒し、気分
  2. オキシトシン的な幸福 つながり
  3. ドーパミン的な幸福  やる気

 前段の学びの段階でセロトニン的満足に浸っていると「夢見る」トコロで完結してしまいます。これはこれで悪くはないと思います。コーチングをすると意気込んでドーパミンが出るまで追い立てるのは、常に正解だとは言えないのだろうな、という疑義が湧き出しています。おもしろい問い掛けだと感じています。

 

 健全なビジネスクリエイターのアタマの中では、課題発見と課題解きは正に1項目のセロトニン的な幸福に浸っているコトがたくさんあります。以前表現したように「思考体操」のことでもあります。チームやクライアントへ提案するように表に出てくる提案アイデア以上にアタマの中では、グルグルと回っているのです。

 

 もちろんビジネスですから、オキシトシン的を超えてドーパミン的なトコロまで突き進むことが強く求められますが、それこそ千三つといった頻度でしょう。

 

 皆さんも最初の出会いである、安らぎを得る「学び」を探してみませんか。