連続した二つのテレワーク話は、激変する環境適合の難しさを取り上げたものです。新型コロナ感染症が、引き起こしたニューノーマルですが、企業勤めの仕事も、お客様を取り巻く環境も大きく変わろうとしています。
テレワークが醸し出すチームの人間関係は、感情的なドライ&ウエットの比重が変化するだろうけど、良いことも嫌いなことも無くなりはしないと考えられます。
関係がジョブ型に近づいていくなら、階層のパワープレッシャーも薄まっていくと考えられます。関係の悪いチームに留まる必要は全く無いのですから。逆の立場から見ても、嫌な部下を召集する必要も当然薄まっていく筈だからです。少しづつながら仕事の役割が組み立てられてからチームができていくと考えています。
そう、大変厳しい約束の元で仕事に取り組むことに成ります。そこにはドライな契約が、暗黙化を含めて存在しています。結果の失敗や出来栄えが不満足だとしても、発注側も受注側もビジネスとしてリスクヘッジ**する必要が必ずあります。
そこは甘えず、プロフェッショナルな関係を築いていけると良いですね。
やりたいコトをプレゼンテーションする能力を有言実行といいますが、知らないうちに出来ているという状態は最も忌み嫌う状態です。ビジネスを組むなら「やりたいコトを宣言する」ことから始めましょう。
**エンジニアの失敗は、最後まであきらめなければリスクは回避されています。
依頼した側は、損切を含めてPlan Bの発動準備をしなければいけません。
電信時代でもチームを組んだ仕事はあり、個人のプロ意識で成立していたと考えています。ドラマのように失敗→辞表は敵前逃亡のようでカッコいいモノではありません。個人が取れる最後の撤退手段ですので、軽々に扱うものではありません。