2003年に企業組織の中に「勝手塾」を立ち上げたときの掲げた絵です。パフォーマンスを上げたければアクティビティを増していこうと呼び掛けた構図を示したものです。
職歴の早い時期から成果評価という人事施策が取られていました。そのような評価の現場で、成果を上げたことを主張するなら、行動成果であるビジネス的な価値を教えてください。という上長からの質問でもあります。
以前のプログ記事で、自粛期間が明けて出社したときに、上長から自粛していた「2か月の成果」はどうか?と聞かれますよ、と書きました。自粛期間ですから歩き回るようなアクティビティでないことは明らかです。いったいどのようなアクティビティがあれば良いのでしょうか。
体の体育と思考の脳育の中で、自分の脳力が付いたことは秘めて、未来創造のビジネス・プランを提示することを目指していただきたい。何故なら、経済環境は明らかに変わっているハズです。つまり今まで通りでは何もかも済まないのです。出現した環境にご自身のビジネスを変えて適合を目指さないと生き残れないのですから。
今できるコトは、環境を嘆くことではありません。ましてや自治体に欠損補償して欲しいでもありません。皆さんのビジネス対象である、お客様が抱いている欲求は、既に世界中で変わっています。医療マスクですらグローバルエコシステムに組み込まれているコトが露呈してしまったように、今までのサプライチェーンが、大きくガラガラと壊れてしまっています。
コンビニエンスストアの強みであった、ドア to 300メートルの利便性すら消え去り、宅配が持っている0メートル接近まで商品の兌換点は激変してきました。さらにもっと上流を見てみると、商品エントリーは源流に遡って生産者と消費者が直接結びつく、ネットワークでのエントリー事象もたくさん見られるようになってきました。
現に起業コンサルティングの世界も大きく変わってきています。ママさんから事業主まで色々なビデオ通信アプリを操って相談事を重ねています。もうすでに小学生からオンライン授業に取り組まれていったように ” 気づき ” を手にした人からITリテラシーの壁を越えて、確実に変わってきているのです。何ができるかではなく、何をするのかが問われているのだと確信しています。
組織に顔出ししたら、先ず気持ちの「あいさつ」です。Value of behaviorを地で行きましょう。