2016年の夏に南アルプス「仙丈ヶ岳」に登るときのカールで” ブロッケン現象 ”を撮影したものです。新型コロナの自粛の果てに、後光が射してくればいいなと思います。
今まで疑いもしなかった日常が、これからの日常とはきっと大きく変化していると確信しています。このニューノーマルといった社会環境の中で、立ち上がっていくために、今もらった時間を思考資産となるよう投資していきたい。
社会のあちらこちらで、遠隔授業が始まった小学生から、動画飲み会のシニア層まで新しい体験、デジタルトランスフォーメーションが浸透していきつつあります。それはITリテラシーによる格差やチャンス遭遇の成否など深刻なギャップを生み出しつつ、あらゆる生産人口の該当するエリアで進展していると目にしています。
ソーシャルディスタンス概念やリセット&リスタートとして9月開校の議論が出現し、変革をしていこうとするエネルギーが満ちてきています。読者の皆さまは、どのような日常が出現して来るのだろうとお考えでしょうか。創業相談というコーディネート業務にあってもニューノーマルとしての環境変異が起きると考えています。
1) ビジネス・コミュニケーション変異
一見のお客様との出会いがしらは、明らかに変わってくると思います。無条件に「初めまして」という対面は激減しているとなると、どのようにして初見を果たしていくのでしょうか。
また、既にお会いしている方であっても、アポイントが必須になってくると思います。ビジネス前線では、面談価値の判断とリスクの計測が絶えず行われることに成ります。つまり面談・提案の価値を携えて行かなければ会うというコストシーンを獲得するコトは難しくなるのでしょう。
2) 成果評価へ完全シフト
目標管理制度、成果評価制度といった組織の中の人事施策として、いまいち評判が勝れなかった制度が、本来の目的に沿ったカタチで実行されるのではないでしょうか。お勤めの方も、2か月も自宅でのリモートワークを経験してきて、イザ出社されたとき「2か月の成果」を具体的に示す必要が迫って来るのではないでしょうか。
例示はこの位にして、リモートワークとか交代出社とか、今まで組み込まれていなかった方法が採用され、生活そのもので非日常が生まれていたと思います。給料分の成果だと年収の16%の大きさが必要ですが、販売と生産というダブルでチャンスがあったと仮定すると、32%まで増大していなければ「成果」としては言えなくなります。
年収の32%の成果を2か月で生み出すというターゲット設定に実は成っています。
ここで成果を創り出そうとする提案は、未来創造です。実は否応なく社会実験が生まれています。つまり業務再開されたときに、非日常にトップリと浸かっているハズですので、今まで通りの作業を継続しても、ズレていくのだろうと推察しています。したがって、新しい価値創造に取り組んでいくための、個人も事業も、そして企業も戦略プランが必要になっていると確信しています。
動き出しのニューノーマルは、経営インパクトを含んでいる、新しい行動規範であり戦略プランです。経営判断があろうがなかろうが、組織のアクティビティに即効組み込んで動き出せるかに掛かっています。ぜひ頑張り通しましょう。