新型コロナの影響は、非常に大きなうねりを持って経済活動に寄せてきています。小さな経済活動をしている我身にも確実に迫ってきています。しかも一波二波三波と際限なく寄せてくるだろうと構えなければならない状況になったと視ています。
経済活動に大きな変動があった場合、平時に結んだ契約から行動制約が起こるという事態になっていますが、ここからが想定外のリスク対応が始まります。契約は想定したリスクの扱いについて描き出したものですが、なんだか知らないが投網的な防御事項が立ち位置の優位者から課せられているケースがあります。冒頭の感染症の影響による経済的リスクは、想定外のリスクとして協議するコトが大切になっていると強く感じています。
もちろん大変な圧迫状態であるコトも事実ですので、あきらめず話し合うコトが大切なのです。
交渉相手が話を聞き届けられるタイムスロットは三つの窓しかありません。ピッチトークの5秒、エレベータトークの15秒、集中限界の75秒があり、この入口を間違えては始まりもしません。ましてや感情ばなしを続けても解決は遠くなります。非常時こそ未来創造のチカラが試されます。
逆説的ですが、契約の一条一条は事業のリスクを言い表しています。従いリスク対応のシミレーションは出来ていると想像するのですが、この濃淡が今の現状を招いているといえば、身も蓋もないのですが、経営者に課せられた「善管注意義務」の中に含まれていると考えられるのです。
判断者に待ち受けている、最後に建てられているルールです。ここに適用されている善良な市民が持っている常識というものを意識するコトになります。つまり事業が社会課題を解いている存在だとするなら、社会影響によって企業価値が変動するというコトを意味しています。
ここで結んだ契約は、社会課題を解いているビジネスと社会が交わした約束だと言えます。
明らかにワタシのボキャブラ不足です。伝えたかったことが伝わったかは大変不安です。しかし今を記録して置かないと、その先では2019年度末の気づきが気化して忘れ去られてしまうと考えました。経済の落ち込みで大変なことが起きるのではないかの思いに、心配するを超えて未来創造に向かっていくのだと改めて願っています。