KAKUSHINメソッド

 新規ビジネス起草のワークショップの中でも触れてきたのですが、改めてブログでも記事化しておきたいと思い書き込んでいます。

 

 これから組織の中でマネジメント担う人材と共に、新しいビジネスを立ち上げていく意識を高めるために、実務を通してトレーニングしていくカタチで進めていきます。

 

 KAKUSHINメソッドは、企業組織にあって社会や市場に接したビジネスフロントと、商品開発のプロセス構造をもったものです。

 

 

 KAKUSHINメソッドの「学びと実践」を演習していく四つのステップに四つの熟語を並べて構成しています。これはステップを覚え行動していくという筆者の期待を示したものです。

 

Step1:核心  内外の環境を観察しモノコトの本質的な価値を知る。

Step2:確信  本質から創造価値の構造・構成を判断する。

Step3:革新  形式知および実践知から新しい思考を決める。

Step4:確進  実践エネルギーを具現化し確かな行動を起こす。

 

 この四つのステップの前に、お勧めしているStep0の話を最初に書いておきます。

 人材を育成していくミッションがあって、現経営陣が採用しているビジネススタイルに囚われずにチェンジあるいはリフォーミングするといった変革人材を求めていくスタンスを採っています。

 

 新しい経営のカタチは、次世代の人たちが持っているスタイルと共にやってきます。従って組織運営を健全に担って行くためにも、異見を持つ人材を発掘する仕組みが大切になってきます。与えたJOBを上手く回している、パフォーマンスを評価するだけではなく、本質的なトコロまで深掘りできているかどうか、変革思考を表出するコトが出来るステップを踏みたいものです。

 

 Step1の核心は、見えている問題の何が真の問題であり、組織にとって何が真の課題であるのかといった本質に迫っているコトが重要になっています。最初の捉えどころが的外れだと、その後に採用されるアクティビティでは決してパフォーマンスは出現してこないだろうと思います。