DX

 決まらないテレワークでITリテラシーのコトに少し触れました。現時点はこのDX(デジタルトランスフォーメーション)の浸透過程にあるとも考えられます。

 

 どのあたりまで浸透していくのか、大変興味があります。2020年はオリンピックパラリンピックだけではなく、小中学生へのプログラム教育がスタートしています。この流れは加速していき社会へ根付くのに5年はかからないのではないでしょうか。

 

 モノコトのスピードを追求しているビジネス界だけでなく、スピードが遅いとされている教育のステージでも、教育を受ける当事者にとってスピードはマストアイテムです。もしスピードが制限を受けているとすると、提供側に多くの課題がありそうです。そうした非対称の関係である権威側に課題が生じていても「きく耳」「みる目」が機能しているコトがとても大切になってきます。

 

 成長カーブを描きましたが、実はこのカーブには、たくさんの階段があり、その高さもマチマチで構成されています。しかも厄介なコトに2段飛ばしや3段飛ばしのように省略してしまうと後々の振替リプロセスが複雑になっていくコトになります。

 

 話を元に戻しましょう。デジタルトランスフォーメーションDXの現象は、身の回りのツール群を通してかなり浸透してきています。道具ですのでトレーニングしなければ使えないのは当たりませです。その上で道具を使って「何をするのか」が本質的な命題ですから、ここをしっかりと押さえてデジタル化をしていきたいものです。

 

蛇足:

青少年デジタル教育は、積み木プログラム習熟でもなくロボットが走り回るコトでもありません。世の中のモノコトをデジタル思考し構造的に捉えられるかどうか、に掛かっています。この構造的に捉えたデジタル思考を具現化するために、次段の高等教育が存在していると考えています。