(2)未来創造

 先回の話で、自分の立ち位置と現状認識の話をしました。ここが出発点であり一丁目一番という起点に成ります。

 

 時間を進めたポイントで「こうなりたい」と未来価値を想像して定量化してください。このお願いをしたところで、こうご期待などと話を切ってしまいましたがお許しください。

 

 現状認識と未来価値が、いろいろと想定できましたら、時間の経過と価値の変化量を計測可能になるよう定量化してきます。この未来創造を思考するプロセスでは、現状から出発して辿り着く、実行プランが必要です。行動とその成果は数値化され、具体的な実像を見る努力でもあります。

 

 たくさんの人々が集まる組織のマネジメントを担っている経営者と言われる人は、24時間365日の間瞬断することなく考え抜くことが必要でもあり要請されてもいます。あらゆるターゲットに対して、ギャップ認識そして克服・達成プランをA,B,Cと組み立てていきます。このアイデアが出なくなった時は、マネジメントを担っている方は舞台から降りなければいけません。

 

 起業を考えているオーナーの方には、この未来創造を連綿と絶やすことなく思考体操を続けていく覚悟が必要であろうとみています。富士山のような単独ピークを目指していくイメージではなく八ヶ岳のように幾つかのピークを創りバリエーションルートを開拓しているようなイメージです。困難さが増大するルーティングは、ピークを登り峠まで下りてまたピークを連続してアタックするコトにあります。また続ければ続けるほど成果が大きくなっていくと考えられます。

 

 また、お話するチャンスがあれば続けましょう。