3Dプリンタ奮闘記シリーズのセミナーシリーズの締めくくりとして、交流会を予定として組んでいます。
お題として掲げているのが、このゼネバ機構です。左ローターを一回転させると、右のカムが90度回ります。
立体構造の造形を考えるには、多様なロジカルシンキングを頭の中で回さなければ、こうした構造を考え創ることはできません。構造物理や空間認識や数理学などの科学的な思考もここでは必要になってきます。
心棒が鉄材である釘ですが、最初は軸や軸受けも3Dプリンタで作りましたが、樹脂の摩擦で上手くは回りませんでした。こうしたトラブルがものつくりには付いて回るのですが、このリカバリーも思考を回転させなければ、具体的な解決策には結び付きません。
ひとつ前のブログで書いたように、子供たちの学習として「考えるコトつくり」に十分可能性があるのだと確信しています。これはシニア層やミドル層の頭の体操としても十分高度な論理思考力が動員されるはずです。
「3Dプリンタ奮闘記」に興味を持った方はご連絡ください。
続く