何かをやりたいと言い出すためには、幾つかのステップを踏むことをお勧めします。
幾つかの問い掛けをします。
- あなたが、目指すゴールはどのようなものですか。
- あなたが、置かれている環境を聞かせてください。
- あなたは、どのようにして、ゴールにたどり着こうとしていますか。
この三角形は、戦略というモノコトの思考構造を示しています。経営企画とか事業計画という未来創造は、この三角形を使ってプレゼンしています。逆説的にはこの構造図に書かれたコトは、モレなく・ヌケなく・ダブりなく全てを網羅していなければ、第三者の共感を生むことは難しいともいえます。
取り組みの大変さは緑の三角形の長辺の傾きで表されています。狙った時間軸で期待する価値を生み出していこうとする指標(KPI)として表現することがとても大切です。この定量化された表現が伴うことで、殆どのケースで説得力を持つだろうと考えます。
経営リーダーは、合意されたKPIに敏感になり、進化の度合いを積極的に知ることが重要な責務でもあります。やりたいと言い出し行動に移した訳ですから、どこまで実現しているか知らなければ、判断できないというマネジメント構造だと理解しています。